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U/Bぷら知っていますか?: バリアフリー/多目的トイレのマナーを知ってね!  

     

 
バリアフリートイレのマナーを知ってね!


 1.  バリアフリートイレとは

バリアフリートイレを知っていますか?
 
「どなたでもご利用ください」と表示された「車いす対応トイレ」を見かけた事がありますか?
近年、整備された「車いす対応トイレ」は、色々な方が利用できるというユニバーサルデザインの考え方に従って、多機能化し、たくさんの設備が設置されています。
高齢者や妊婦にはベンチやベッド、子ども連れにはおむつ換えシートやベビーチェア、オストメイト(内臓疾患者)にはオストメイト対応設備、最近では洋服を着替えられるように収納式着替え台なども設置されています。

  折畳みベット おむつ替えシート ベビーチェア オストメイト対応設備
  案内看板 どなたでもご利用になれます。 チェンジングボード(着替え台)  

 2. バリアフリートイレ使用のマナー

優先利用の原則
 
そもそもバリアフリートイレは、車いすの方に配慮して広いスペースを設け、オストメイト対応設備を必要とする方がトイレを円滑に快適に利用できるように整備されたものですから、そのトイレでしか利用できない方が優先となります。

バリアフリートイレの特有のマナー
 
衛生的に次の人が気持よく感じるように利用することが「当たり前の公共トイレのマナー」ですが、
バリアフリートイレには「優先されるべき方が利用しやすくなるため」の特有のマナーがあります。

 
1. 洋風便器の便座
  男子が小便利用の際に便座を上げた場合は、元に戻してください。
   便座を元に戻せば腕の上がりにくい方もスムーズに利用ができます。
2. おむつ換えシート
  開閉式のベビーベットを利用したら元に戻してください。
   車いすの方がトイレに入ることができるスペースを確保しましょう!
3. 紙切れ
  ペーパーを補充しておいてください。
   車いすの方では取りにくい所にあることが多いからです。
4. 短時間利用
  短時間利用にご協力ください。
   複数人での利用は構いませんが、優先されるべき方を長く待たせる事のないようにしましょう。

設備や条件が整わないと、誰もが行う排泄行為が出来ない方がいる事を理解して、
次の方がどんな方でも快適に利用できるように
「思いやりのこころ」と「ゆずりあいの気持ち」を持って「バリアフリートイレ」を利用しましょう!



 3. バリアフリートイレを設置しようとする方へ

本来機能を損なわないために
 
「車いす対応トイレ」が多機能になることで、今まで快適に利用できた車いすの方が利用しにくくならないように、必ず検討や検証を行ってください。当然、多くの設備が設置される訳ですので、今までの「車いす対応トイレ」よりも大きなスペースが必要となります。特に既存の「車いす対応トイレ」に機器を後付けする場合は、車いすの方に意見を伺うなど、慎重な対応が必要です。



     
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